オカルトのはなし、ウォークマンのはなし、RIPPEDというTシャツ本のはなし

こんばんは、石橋です。

 

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「あれってなんだったの?」

 

というオカルトめいた話のひとつやふたつ、なにかしら思い当たるひとは多いと思うのですが、いまだに忘れられない話のひとつに、わたしが8歳とか9歳ぐらいだったときに、幼馴染のHくんという友達がいて、Hくんといつものように家でファミコンをしながら遊んでいたら、最近川でビー玉を拾ったという話をされ、「へぇ」なんて適当な相槌を打っていたんだけど、Hくんの話す表情はえらく真剣でそのビー玉を拾ってから高熱が出て寝込んだ。ビー玉を冷やすと体が冷えて、投げると体に痛みが走る。ビー玉と体が同化して困っている。という意味がよくわからない相談を受けたことを思い出しました。その後Hくんはなにごともなく元気だったし、彼とその話をあらためてする機会もなく、今とはなってはわたしが引っ越したりして疎遠になってしまったが、「あれってなんだったの?」と今でもたまに思い出したりします。

 

ついでにもうひとつ「あれっ?」って話があって、初代ドラクエが発売したぐらいの時期だから、時代は1986年でわたしは10歳ぐらい。カセットウォークマン(この時代の型番はWM-101/F101/R202/F202)が流行っていて、もはや誰にその発言をされたのかさえ思い出せないけど小学校の教室での会話だったことは覚えていて、「俺のウォークマン、すごく高いやつだから、街中で他のひとが再生しているウォークマンの電波を拾って、聴けるんだぜ」といった、なんとも近未来的でロマンのある話を当時のわたしは真に受け、それがあまりにも羨ましかったのか、いまでもたまにそのことを思い出したりするのだけど、いまとなっては「ガセ」じゃん、それ。と冷静に思えたりします。

 

ちなみにウォークマンで初のワイヤレス機能がついたのは1988年らしいですが、上記で書いた盗聴機能は皆無かと。。。

 

この流れでわたしがハマっているカセットテープとプレイヤーをテーマにブログを書こうとしましたが、書きたいことがまとまらないのでまだやめておきます。

 

そもそも、唐突になぜこのような文章をわたしが書いているのか、それにはきっかけがあって、

 

「Tシャツとは失われた青春の記録である」

 

と書かれた書籍の帯をみて、自分の若かりし頃の記憶を辿ってみました。

 

その本は「RIPPED」というタイトルで、80年代のレアなバンドTシャツが200枚掲載されている素敵な書籍で、帯のリードには他に「ノイバウテンからソニックユースまで」と書かれています。リディア・ランチの序章テキストも素敵です。

 

ぜひ、機会がありましたら読んでみてください。